製品情報
管網解析シミュレーションシステム PIPE-mini Winのご紹介
管網解析シミュレーションシステム PIPE-mini Win は水理解析技術をベースとして、上水・工水等の圧力管網に対し、水理的な検討を行うシミュレーションソフトウェアです。
ユーザ本位の豊富な機能を満載し、多角的な管網水理検討・解析をパソコン上で実現します。
水理解析機能
水圧分布図
流向・流速表示
流向・水圧表示
本システムでは大規模管網の水理解析を行なうことができます。
交点だけでなく、管路からの取り出し水量の設定ができますので、実態に近い水理シミュレーションが行なえます。
解析時の条件を変更することにより、出水不良対策、ブロック化検討、火災時の水理検討、渇水時の圧力コントロール検討などの業務に適用できます。
残塩解析機能
残塩表示
滞留時間
水理解析結果をもとに、水源から各水量取り出し点までの到達時間(流達時間)、残留塩素濃度、および、管路内の水の滞留時間を算出します。
水の滞留地域の特定と対策などの業務に適用できます。
解析結果比較機能
最大8つまでの異なる条件の解析結果を画面上で並べて、管網内の水理的変化を比較することができます。
火災時と平常時の流量変化、配水ブロック切り替え前後の水圧変化や、断水前後の流向変化など、様々な角度から比較を行なうことができます。
解析結果出力編集機能
帳票出力機能
CSVファイル取り込み機能
多彩な編集機能
水圧分布表示、流向表示、動水勾配線表示、解析結果帳票出力など豊富な出力機能により、解析結果を様々な角度から効率よく検討できます。
また、解析結果はカラーで画面上に表示され、その内容はプリンタ、プロッタにも出力できます。
図形データ入力
マウスとキーボードを操作して、管路、ポンプ、目標物、注記などを簡単に入力することができます。
イメージデータとして取り込まれた管路図、あるいはデジタイザ(タブレット)に貼りつけられた管路図をトレースすることにより、より実態に即した管網モデル図を作成することができます。
属性データ入力
管路の口径や管路長、地盤高、取り出し水量などの属性は、管路をマウスで指定する直接入力や、任意に囲んだ範囲内の管路属性を一括して入力するポリゴン入力機能、表形式で入力する表入力機能など、様々な方法で簡単に入力することができます。
システム要件
項目 | 前提環境 |
---|---|
対応OS | Microsoft Windows 11 Professional (64bit) バージョン23H2 Microsoft Windows 10 Professional (32bit/64bit) バージョン22H2 ※64bit OS環境下では、WOW64上で32bitアプリケーションとして動作します。 |
DBMS | Embarcadero InterBase 2020 Update6 Desktop Edition |
Sentinel System Driver | Sentinel System Driver Installer 7.7以上 |
メモリ容量(推奨) | 4 GB以上(8 GB以上推奨) |
ハードディスク領域 | ・システム 300 MB( PIPE-mini 100 MB InterBase 200 MB) ・1物件データ 10 MB以上(データの内容により増加) |
すべてのブランドおよび製品名は各社の商標または登録商標です。